反対意見に対処する方法

作成者は、あなたの意見に反対するかもしれないし、あまりにも厳しい基準を適用するとして不満を言うかもしれない。

誰が正しいか?

作成者があなたの意見に反対したら、しばらく時間を持ち、彼の意見が正しいかを考えてみる。それにもかかわらず、あなたの言葉が正しいという結論が出た場合は、追加の説明をする上、作成者の意見も十分理解したことを明らかにする。コード品質は非常にゆっくりと少しずつ増加する。あなたの提案がコード品質を高めるなら、より積極的に意見を提示すべきだ。そしていつも親切に相手に接する。

作成者の気分は悪くないのではないか

あるレビュアーは、自分がコードを変更を要求すると、作成者の気分が悪くないのではないかと心配している。実際に気分が悪くなる人もいるが、それは一時的な問題で、すぐに感謝を示す。そして、多くの場合、開発者の気分が悪くなる理由は、礼儀のない言い方のためだ。いつも親切に意見を共有する。

「後で整理します」

一般的には、仕事を早く仕上げたいと思うので、マイナーなコードの整理を遅らせる場合がある。その気持ちは十分わかる。だから今回のCLを通過させれば、次のCLに必ず反映すると約束をする。ほとんどの開発者はすぐに新しいCLを作業することもあるが、私たちの経験からみて、直ちに後続のCLを作業しなければ事実上永遠に忘れられてしまう。人々が無責任なのでなく、あまりにも仕事が多いからだ。このような作業を遅らせていくと、コード品質は退歩する。

基準が厳しすぎるという文句

緩やかにコードレビューをしていたチームで厳格なレビューを導入すると、あちこちでで文句の声が大きくなる。数か月かかることもあるが、コードレビューの速度が徐々に速くなると、文句が消えたりもする。それから自分たちが生産してメンテナンスするコードの品質が良くなるのを見て、最初に文句を言った人々がより熱心な支持者になったりする。

コメントの競合を解決する

上記のガイドを全て守っても、作成者と合意を導き出せない場合は、コードレビューの大原則部分を参考に対立を解消する。